TVがつまらなくなって全然見なくなって久しいが、AbemaTVをずっと見るようになり、ついでにバラエティにもチャンネルを変えて見てたら意外に面白い。
芸人が新しいバラエティで何が受けるかを試行錯誤して番組の方針を色々探っている感じが、とてもいい。
何か悟り切ったり、ひねくれて斜に構えたり、内輪請けで盛り上がったりせず、ちょっとまずいかな~と少し不安になりながらやっている。
そこに怠慢はなく、騙しやいじめもない。少々の自虐があるだけでスタッフもゲストも含め正直。
見ている視聴者側が、不正やパワハラに敏感で、サイレントマジョリティの圧力がSNSで強くなっている。ネット弁慶の広く薄い人々の意見が拡散されて、そこに受ける番組として今のバラエティが作られつつある感じがある。
ドラマやドキュメントより、芸人を使った何が起こるかわからないニュース番組や、訳の分からない内容だがしかし芸人が必死な情報番組などがとっても面白い。
TOKYO MXとか今まで深夜枠でしか試していないようなセンスの番組を昼に持ってくるのがいい。そして受けなければ次は無い感じで新陳代謝が激しいのがいい。
ライブ感のある番組がやはりネット時代受けるのだろう。
決まったレールに乗ったような手法はもう受けない。それならビデオで検索してやればいいし。
やべー、ネットコンテンツもうかうかしてられないな。