というまとめがあった。
自分も弱赤緑色盲(じゃく・せきりょく・しきもう)と言われたので、黒板に赤や青(昔は緑は無く青)のチョークで書いた文字がよく見えなくて、板書の時困った事を思い出した。
男性に多く、視覚の色を感じる細胞が充分分化しない事による赤と緑の区別が弱い体質だと記憶している。
そして記事では、小中学校ではあらかじめその事を周知して教育の場では考慮してくれていたとの事。
昔はきちんとしていたんだなと、今更ながら感心した。
灰色っぽい背景の中で明るい赤や緑なら「背景」とは区別できるので、明度の問題でもあるのかな。ただ赤と緑自体が区別しずらい(赤と緑が混合していると、一つ一つの色が「赤」なのか「緑」なのかはっきりわからない)ので、そこはやっぱり検査の画像の通りなのだ。
例えば1番最初の図形内の文字がよく見えないのだ。目を凝らしても変わらず、単体の時と違い影響しあって同じ色あいに見えてくる。特に斜めの線が周りの色との混合度が高いので、ぱっと見45ではなく15に見える。同じように29は20かなーという風になる。ただこれがサイズが小さくなると区別でき、逆に3,4番は大きいサイズの方が区別しやすい。つまり明度に対する刺激反応に、赤と緑(の視覚刺激が弱いので)がかき消されてしまうのだ。
デザインの場とかで強調色として配置されているのはわかるので、黒板とか検査でも無いとなかなか気が付かない。あまり知られていないのも分かる気がする。
写真のような極端に赤が見えないのではなく、混合状態での単色の識別がにぶい、という事。あ、単色でも緑色の白っぽい色合いだと、クリーム色や黄緑色と区別がつかないかな。色がわからないのではなく、ある一部の色の刺激が若干低い感じだろうか。それがコントラストに引きずられる理由。今なら赤緑色弱というらしい。
もっと知られていいし、差別ではなく区別なので、記事内のように先生が児童の困っている事に気が付けるように、教育実習とかで教えてくれるとありがたい。
P.S.
こんなサイト様もあった。
確かに自分は緑については青緑や緑青(後半は緑が強い)へのこだわりがあるし、黄色と黄緑の間の色を並べられるとうまく区別できない事がある。
うーん、緑への分配が大きいのか~