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Android タブレットにLinux - TF101 で Debian noroot の設定 (11/16)

(2017/11/29追記)
イコールとDELキーは以下のサイト様を参考にkeycode設定で解決。
キーバインドの変更 Xmodmapの基本的な設定方法

xev | grep keycodeで調べるとマイナスキーはkeycode=20で、xmodmap -pkeで調べるとkeycode 20 = minus underscore minus underscore (normal/shift/control/shift+controlの順)となっているので、デスクトップアイコンのRoot Terminal(起動時が/)でも使えるように設定コマンド/xmと設定ファイル /.xmrcとし以下のように記述。ホームでは ln -s xm /xmしてリンク(ルートターミナルでhtopを動かせばnice値を減らして優先度を高く出来る)。
/.xmrc:
keycode 20 = minus equal minus equal

/xm:
# xmodmap -pke : all keybind view
xmodmap /.xmrc

同様にDELキーはBackSpaceキーのシフトで出す。
/.xmrc:
keycode 22 = BackSpace Delete BackSpace Delete

uxrvtのフォントを綺麗なものにする(日本語入力はまだ出来ないがgoogle 検索はローマ字でもOK)
uxrvt -fn "xft:monospace-9" $*

noto(ノー豆腐という意味の省略形)というXft形式の綺麗なフォントを追加しなくても済んだが、unzipは入れておく。
sudo apt install unzip

(ここまで)

だいぶ前にハードオフで18,000円で買ったクラムシェル型のASUS TF101 は最近動作が遅くeMMCにTrimをかけるのにRoot化した。しかし元の速さでも各種ブラウザの動作がかんばしくない。
FirefoxはRoot化のせいか動作せず、Chromeはあいかわらず重い。viaという軽量ブラウザも入れていたが、それほど速くなくレイアウトもかなり崩れる。レイアウト全然加味してないOpera miniがダントツで速い。Operaを使ってもいいのだがAbemaTV端末なら十分かなと検討したがAndroid 4.0.3なのでインストールできず。古い機種だし環境を壊さないでLinuxを動かして見ることにした。

Debian noroot というのはGoogle Playのコメントが良さそうなので、インストール。
ただ設定をやり直すとアプリ内ダウンロードやapt installやupdateで時間がかかるのでTitamium Backupでバックアップ。特に[設定][キーボード][レイアウト][システムのデフォルトを使う]のチェックを外すと一発で起動しなくなる。あとAndroidの[設定][開発者オプション]でGPUレンダリングを使用しないように設定すること。Andorid自体が固まってしまうので。最後のP.S.も参照。

ここでバックアップ。

起動前のDebian SDLの全画面での設定(時間制限あり)Change Device ConfigurationでRemap physical keysで、 一番下のShow all keycodesを選び、任意のキーやマウスボタンを押して発生させたいキーコードを選ぶ。そうやってマウスの中ボタンや反応しないTF101のキーを定義してやり、以下のソフトをインストール。
update/upgrade
w3m-img
midori
ibus-mozc
imagemagick
htop
rxvt-unicode
lxterminal

この順番で設定など一切せずに一気にインストールするとメニューのデフォルトのターミナルエミュレータがlxterminalになる。ブラウザもデフォルトがw3mではなくmidoriになる。
インストールはデスクトップのsynapticをインストールせずにapt-getで。

ここもバックアップするポイント。

mozcやw3mは依存で入る。
midoriは結構MTML5やJavascriptが最近も活発に対応しているし軽い。
rxvt-unicodeは日本語入力はできないがurxvtでmidoriより軽くw3mで閲覧するときに日本語フォントが小さくて素敵。VL Gothicも依存で入るが特に利用しない。uxtermでもマウス中ボタンとコントロールキー押下でtrue Type Fontsでw3m-imgできるが。

最初に設定の入力メソッドでOK、いいえ、OKし、ibusの設定でデーモン起動したあと一般タブのキーボード・ショートカットの次の入力メソッドで<Meta>spaceを<Shift>spaceだけにし、入力メソッドタブで上から、日本語入力 - Japanese、日本語 - Mozcの順になるように追加し、英語(US)を削除。Mozcの列を選択して設定でスペースの入力を半角にしただけでローマ字の編集は行っていない。
Android タブレットにLinux - TF101 で Debian noroot の設定 (11/16)_a0034780_09431792.png
XのマウスポインタとTF101のマウスポインタは、起動完了するまでTF101本体を机の上など安定した場所にマウスとともに触らずにそっとしておかないとジャイロ(傾きセンサー)が働いたり最初のポインタの合わせで不一致になる。またESCキーがないので起動直前のRemap physical keysで戻るキーを設定、全角・CAPSLOCK・虫めがね・無変換・変換・ひらがなキーが未定義なのでうまくRemap(自分はESCAPE,CAPSLOCK,LALT,F3,F1,F2)してやる必要がある。Fnキーはキーコードを出さない。家マークキーは終了せずにAndroid画面に戻り、右下の横線4本のキーはマウス中ボタンと同じキーコードを出す。全角キーはAndoroidの設定の言語・入力でデフォルトのFSKARENや米国キーボードだとキーコードを出さなくなるのでGoogle日本語入力で。

ibusの設定を毎回デーモン起動する必要がある(自動起動に登録できるのかな)のと、最初だけタスクバーのMozcアイコンでInput ModeをHIRAGANAに切り替える(キーコードがキーシンボルHIRAGANAに登録されてないしそもそも109キーボードじゃないので)、キーボードが国際105キーボードで変えられないのが辛いが、ここまでTF101上だけでエキサイトブログに入力・画像貼り付けして投稿するまで一度もクラッシュしないぐらいmidoriは安定している。画像ドラック、文字カットアンドペーストも出来、軽量ブラウザとして素晴らしい。

完全に10インチノートPCだわこれ。製品寿命が伸びた。

P.S.
ハードウエアエンコードは利用しないこと。あとアクティブでないプロセスを勝手に終わらさないよう開発者用オプションで設定している。マウス接続時はタッチパッドは無効となるがタッチパネルは使える。USBを横に折れ曲がるようにコネクタをかましている。プロセスはserviceなので簡単なタスクマネージャでその他のタスクを終わらせておくこと。
Droid Optimizerでさらにバックグラウンドでアプリが自動起動しないようにしているが、Google Playなど何らかのサービスを起動してしまうと他のサービスが起動してしまうので家アイコンボタンが便利に使えるのでこれでAndroidに戻ってタスクマネージャでDebian(service)以外のアプリとサービスをできるだけ終了させ、再度Debianアイコンを押してLinuxに戻れば軽くなる。時々家ボタンとタスクキラーアプリで軽くするとよい。ただAndroidの左上の6点アイコンは押すと固まるので注意。
左コントロールキーがxevでKeyPressしか出さないことがあって、虫めがねキーが左コントロールのKeyReleaseを出していたことがあった。きっとRemap physical Keysで正しくマップしなかったのだろう。またShiftと]を長押しすると、キーが勝手にリピートすることが発生する。Androidの[設定][ASUSカスタマイズ設定][タッチパッド/マウス]をマウスカーソルモード・バックキー・メニューを開くにそれぞれ設定しているのでマウス中ボタンと横線4本ボタンが同じキーコードになる。

P.S.2
[設定][iBusの設定][詳細][キーボードレイアウト][システムのキーボードレイアウトを使用する]をチェックONにすると、文頭でやっちゃいけないと説明した”[設定][キーボード][レイアウト][システムのデフォルトを使う]のチェックを外す”と同じ効果が期待出来るが、マウスは動くがプログラムが終わらない。十分待ってから家アイコンボタンでAndroidに戻って強制終了して再度起動するとチェックONになっている。そして国際105キーボードから109キーボードのキーコードで出力されるようになり、だいぶ使いやすくなる。ただ=(イコール)キーとDELキーはない。xevで調べるとShiftを押しながら(右寄りの英数キー以外の)エンターキーの周りのキーの出力するkeysymがKeyPressとKeyReleaseで予想外なので自分でキーコードとキーシンボルを登録しないといけないようだ(xmodmap -pkeで確認)。例えばマイナスキーはkeycode 20だが刻印とは違ってShift+の時underscoreになっているからイコールが出ない。セミコロンキーはkeycode 21だがkeysymはequal plus equal plusなのでShift+時はプラスが出るはずなのに、xevで見るとKeyPressで"+"、KeyReleaseで"="という風に異なった出力している。これは左シフトキーだけの現象で、右シフトキーでは起きない。左シフトキー+でキーリピートが暴走するのもそれが原因か。ジャイロスコープ(傾きセンサー)は[Change Device Configuration][Calibrate gyroscope][Put your device on a flat saface]の時に画面を上向きに水平においてOKを押す。左上に%表示が変化していくのでそのまま待つ。終わったらタブレットをドックに対して垂直に戻し、OKを押してChange Device Configurationを終わらせてLinuxを起動させる。その後は水平にしなければジャイロは働かない。ROMバージョンは

それとは別に時刻がJSTになっていないので設定ファイルを書き込んでみたがprocがうまくインプリメントされていないのかエラーになる。とりあえず~/.bashrcにexport TZ=JST-9を追加。xfce4のタスクバーの時刻はどこを変えればいいのかな。


by k1segawa | 2017-11-16 10:29 | Comments(0)

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