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Raspberry Pi で PIXEL の 日本語初期設定 まとめ(10/23)」でインストールしてからまた少し変わったようだ。
(1)前の記事では直接OSをzipで落として書き込んだが、今回NOOBSでオンラインインストールした所、次の違いが出た。
オンラインインストール実行中、言語の指定が画面下で選べるが、日本語にするとVL Gothic 系が勝手に入る。
(2)日本語入力でiBus、Mozcを推薦したが、それ以外のインストールをした場合に、再度推薦組にした時(つまり違うIMをインストールした場合)、前のIMの設定が残っているので、入力メソッドで「OK、いいえ」を選ぶところで「OK、はい」と選んで次の設定ファイルの選択でiBusを選ぶ必要がある。
これでfcitx+mozcで乗り換え失敗して戻したらfcitxの仮想キーボードありの設定が残っていて、タスクバーのキーボードアイコンが表示されているのを切り替えしないと日本語入力できなくて悩んだ。
(3)Pi用のパッケージマネージャadd/remove softwareは、LDXEでメニューにあるアプリの再インストールや更新で必要なだけで、まったくの新規なら別のパッケージマネージャsynapticをインストールしてそこから新規インストールしてOK。TrayRadioのような失敗は起こらない。それ以降はLDXEのメニューからsynapticを使うほうがキャッシュの再読込で苛つかなくて遥かに楽。
(4)メニューの「キーボードとマウス」で、キーボードレイアウトをシステムのレイアウトを使うオプションが正常に動く。これにより全半角・無変換・変換・ひらがなキーおよびShiftの組み合わせが使える。これでMozcのMS IME互換機能を独自の変換・無変換キーでのIME切り替えに。
(5)中華フォントが最初から入ってないのでLXTerminalやChromiumのフォントがデフォルトのままでも「戻」などの文字が文字化けしない。
8GB SDカードだと辛い。boot領域を含め80%使用済みになる。メニューの[SD Card Copier]でコピーした16GB SDカード(勝手に領域拡大まで行われる)だと、Chromiumも動作に余裕がある。topで見るとKiB Mem:のfreeが100MB→250MB、buff/cacheが100MB→400MBなどページングによって仮想メモリサイズが増えているようだ。