UserLAndがかなり使える。
LinuxをrootなしのAndroidで動かすのだが、
X-Window SystemのAndroid用サーバのXSDL(Google Play)に対応した。
すべて無料ならTermux+XSDLを自分で環境設定する必要がある。
しかし、UserLAnd+XSDLなら、インストール時に勝手にX-Windowが立ち上がるように、XSDLへの接続や、
各種パッケージ(xorg/xorg-xinit等)やその設定、ウインドウマネージャ関係(無料ならtwm、有料ならLDXEやXFCEの軽量マネージャ)が0~290円(LDXE (pro)/XFCE (pro)それぞれ290円)程度でその手間を省く事が出来る。
コーヒー1杯程度で、LDXE上でターミナルやXのツールが使えるように設定してもらえるのはありがたい。
もちろん自分でやってもいいのだが、DISPLAY=0.0とか/etc/xorg-configとか忘れずに一発で設定するのはなかなかツラい。
ディストリビューションは無料で簡単に選べるし、大きな有名どころのソフトもそれぞれのウインドウマネージャにあった設定が必要なので、FirefoxやGimpなど有料だがグラフィック設定やchroot用設定は結構面倒で、せいぜい290円の買い切りで設定してもらえるのは楽。
毎年きちんと開発してるし、何人もの開発者がそれこそサーバを借りて知恵を寄せ集めているのを、コーヒー1杯の寄付(×n個)程度で、使い勝手の良いソフトをすぐ使えるようにしてくれる。
共有開発サーバ代にもならないかもしれないが、設定や単体アプリ代で継続して頂けるのなら感謝でしかない。
解像度を選ぶ際、1だとスマホの最大解像度になって、今どきの4Kディスプレイなら、字が小さすぎるので2や3を選んだ方が良い。
(次の画像はSH-M15で、フルHD+ (2280 x 1080)だが、それでも小さすぎて 2 を選んだ)
XSDL+Debian+LDXE(購入済み)+ポートレートのインストール直後
(マウスにも対応してるし画面タッチでもいける)
これにわざわざGUIツールを入れるのもAndroidの範疇を超えるので、FirefoxやペイントツールはAndroid版で使う。
(Android 10以降は画面分割でも同時に見れるし、別画面のアプリ切替すればすむし)
主にテキスト入力(プログラムや記事の推敲)で、変な制限もなくコンパイル出来るし、Linuxなので言語や文書フォーマットも選び放題。
Androidアプリのファイルマネージャ+やx-ploreでファイル共用すれば、Linuxとやり取りできるから、音声入力も可能。
もう外部キーボードさえあればPC要らず。だがソフトキーボードを指でクリックするのはつらいので、まずはBluetoothマウスだ。
◎そして右下2番目のディスプレイに鍵のアイコンは触らない方が良い。XScreenSaverが起動してID:UserLand、PW:???なので、詰む。
(後で、タスクトレイのアプリケーションランチャーの設定で削除する)
表示してるxtermは、Ctrl+xterm内で右クリック(右クリックはタッチ長押し+もう一本の指でタッチ)でフォントがSmall→Large→Hugeで変えられる。
右下メニューにxtermもある。
シャットダウンは実質ないので、ログアウトせずにAndroidでUserLAnd自体をタスク終了。
【分割表示】
SH-M15 Android 10 はChromeを起動してから、▲ ● ■メニューの■で、アプリ履歴を表示し、UserLAndの上の方にあるアイコンを長押しすると、分割画面と出て、それをクリックする。上半分に縮小されて、下半分にアプリ履歴が出るので、Chromeを選択する。(3枚目はすでに真ん中ではなく上にバーをずらした後のもの)
マウスで画面内スクロールする。マウスホイールでDisplay 1,2があるのが煩わしいが、いつでも削除可能。