Windows Creators Update で Xlib-GUI開発 - Bash on Ubuntu on Windows (8/1)
[Windows用X Serverのインストール]
・VcXsrv
もちろんXmingでもよい。
[Bash on Ubuntu on Windowsでxterm系の端末をインストール]
・lxterminal
apt-get install lxterminal
※P.S.でWindows上で端末を用意する方法を追記。ただしCreators UpdateではBashがマルチバイトにきちんと対応しているので特にlxterminalやわざわざmsys2を立ち上げる必要はなくなった。Bashを複数起動すればよい。
[エディタ・コンパイラ]
・vi/vim/gvim
・gcc,g++
もちろんEmacs系でもいい。g++はなくてもOK。
[日本語関係]
・uim-fep
・日本語フォント(lxterminal設定-takao ゴシック)
・nkf
・LANG=ja_JP.UTF-8 定義
[X Window System開発環境]
・xserver-xorg
・xorg-dev
これだけ入れておけばとりあえずOK。
詳しくは前記事のx-windowカテゴリで。
これだけ入れて次のxlibのサイト様のソースをコンパイル。
X アプリケーション工房 Xlib 編 (2) - 68user's page
xlib-2.cをダウンロード。
(ダウンロードもfirefoxをインストールしてX Window上で行うのが簡単)
これはソースに#include <string.h>の追加が必要。
コンパイル方法もサイト様の通り、cc xlib-2.c -o xlib-2 -lX11 -I /usr/X11R6/include -L /usr/X11R6/lib
実行後、マウス左ボタン押下の様子。
xlib-4-2.cはサイト様のX アプリケーション工房トップページから取得。
ちらつかないとあるが、今のPCでは速すぎて逆にわからない。
大体これでOKだが、音だけはまだsoundデバイスへのアクセスがよくわかっていない。たぶんioctrl関数の辺りはwindowsとの間でまだ鬼門のような気がする。deamon errorがfirefoxで出てるし。
Ubuntu Desktopマネージャを動かすと、せっかくのマルチウィンドウがルートウィンドウ上の子ウィンドウになってしまうので今のままのVcXsrvの設定でHide Root WindowにしてDesktopマネージャは動かさないでおく(以前は別アプリXsvr Launcherだったが、バージョン1.19.2.0 64bitではタスクトレイアイコンのカスケードメニューにある)。
今のデスクトップはこんな感じ。昔もこんな風にtwmで、縦長のvi用端末とコンパクトなコンパイル・実行用端末を開いていた。