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Japanino ArduinoISPで ATtiny13 の ATtiny85 への置換方針 (3/28)

(2017/4/8 追記)
海外のサイト様にきれいな表がある。
ATtiny13 vs ATtiny85 - avrProgrammers
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結構まとまっているようで、AVRの各種プログラムライターの回路やよく出てくるノウハウ的回路が、綺麗な写真とともに載っている。
How-To Articles - avrProgrammers
a0034780_15271040.jpg
(ここまで)

AVR 8Pin DIP の ATtiny13とATtiny85の互換性(差異)だが、

メインの違いはRAM容量で、ATtiny13 = 1KB , ATtiny25/45/85 = 2/4/8KB 。
ではATtiny*5はATtiny13の完全上位互換かというと、そうではない。

技術者あるあるで、まず短所から。

(1) ATtiny10/11/12/13/14/15の系列
(2) ATtiny15/25/45/85の系列
1の拡張は機能メイン、2は容量メイン。

つまり、ATtiny XY のXは容量(KB)、Yは機能の互換性を示しているので、
ATtiny13とATtiny85は機能の拡張+容量の拡張になる。

ただし、内・外部クロック周波数は、ATtiny*5がサポートする周波数でのみ互換性があるので、それ以外の設定では同じクロック数にならない。

また機能追加のせいで低電力動作時の消費電力が20%大きい(240→300μA)。

細かいが、AVRの新しいチップには内蔵RCのジッタ(波形のくっきり度)が大きくなる傾向があるので、より高精度に使うには外部クロックの使用推奨度も大きくなる。

ここまで。

ここからは長所。

互換性については、外部ピンレベルではハード的に上位互換性があるので、内蔵RCや外部クロックで同じにすれば、あとはピン機能とFuse設定の変更だけで、プログラムのソフト互換は保たれる(命令数123でアセンブラレベルで同じ)。HEXしかなくても、AVRはわかりやすいので書き換えは可能。ソースがあればコンパイル時にピン機能を置換するだけ。ピン機能も基本的なものは同じ。

なのでチップ置き換え可能性は高い。

ここまで。

ピン機能で大きな違いとしてタイマ1と、USIというUSARTの下位シリアル機能が追加されている。

円高で古いATtiny13の方が極端に安い間は、単機能を実験するのに気軽に買えばいいし、もし価格差が縮まったり、容量や追加機能が必要になったらATtiny*5を買えばいい。

AVRはPICよりもチップごとのピン機能やハードの互換性が高く、周辺機能が基本的なものに抑えられているおかげで、ディスコンになっても置き換えがしやすい構造となっている。そうやってPICのような地位に登り詰めるまで広く技術ノウハウを貯めていく方策だったのだろう。そしてそれはarduinoでの採用により成功した。合併してもディスコンに強いというメリットがなくなるからPICとの混合はしないだろう。そしてメーカーとしては製造設備投資などコストアップにつながるので、ディスコンできるチップは魅力的。新しいチップに投資が出来るなら将来性をAVRにかけて、カスタマイズ性をPICに与えていくのだろう。

ARMのドタバタが続くなら、このまま8ビットの緩やかなコスパ良好(上昇)路線でベースを整え、32ビットでパワーを出していく(32ビットも互換性重視で)、ノウハウを貯める感じかな。うまく舵取り出来れば将来性とコスパの魅力で利点を大きく伸ばしつつ、主戦場のマイコン32ビットで主権を握っていくのだろう。
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by k1segawa | 2017-03-28 17:21 | arduino, AVR | Comments(0)