体重と今日食べたもの

k1segawa.exblog.jp

ダイエット

ブログトップ

インターステラーを見て (4/2)

映画「インターステラー」を今更ながらAmazonで見た。
a0034780_2342552.jpg

親子愛とか言われて避けていたが、SF好きに高く評価されているようだったので改めて見てみた。

うん、これは難しい。一回見てやはり最後の5次元内3次元空間(時間を一つの次元とみる立場 - 数学的には3次元とはまた別の方向が4次元の方向である方が標準的)がちゃちく見えたので、関連サイトを検索して、解説を読んで初めて内容を正しく理解した。

2014-12-29 疑問を徹底解説!『インターステラー』ネタバレ映画感想/考察 - 1年で365本ひたすら映画を観まくる日記

こちらのサイト様を見て大変参考になった。

ついでに私もいくつか追加説明すると、吹替え版では「バイナリ」と言っているのは、「二進数」の事で、現在のNASAの座標は、緯度29.5528391 経度-95.0931863で、短いので二進数で送っていた。

でも「STAY」や「ブラックホール内の量子データ」は、長くても理解しやすいモールス信号で送られていた。

また、重力が時間を含む次元を超えると言っていたのは、現在の超ひも理論のブレーン(膜)を貫く重力の事であり、グレッグ・イーガンのSF小説「ディアスポラ」に出てくる、重力がなぜ他の力(電磁力・核力・弱い力)と比べて比較にならないほど弱いかの説明で、全ての次元に影響するため、3次元ではその一部しか観測できないからという理由から。

ワームホールが球体であるのは、映画のシーンでペンで穴を開けたら穴は円を描いているが、3次元では穴はどうなる?という事。最初よくわからなかった。

サイト様の解説にワームホールをエキゾチック物質と呼んでいる(2014年)が、それつい最近まで暗黒物質と並び称されていたものだ。今(2017年)ならインフレーションを加速する負の引力「暗黒エネルギー」と呼ばれている。

またこのサイト様では、人間の合理的な判断のさらに先では愛情や憎悪が正しい判断基準になる事を示している。

それは、同じ科学者だったヒロインの恋人は正しい惑星データを送り、最も優秀だった科学者は極限状態の環境下で偽りのデータを送っていた。恋人が自分のデータに基づいて星間旅行をする可能性を考えたら偽りのデータは送れない。

なるほどと思わせられた。

そして事象の地平線を越えて落ちた先が、あのような空間だったのは、メッセージを伝えさせる方法として選ばれた場所と時間があそこだったのであり、時間軸を何らかの物理的次元に置き換えて見せたのが無限回廊のような立方体なのだろう。

物理学と人間の本質を突いた深みのある作品だった。
[PR]
by k1segawa | 2017-04-02 23:42 | Comments(0)