スタンドアローンHMDで、YouTube映像を最も綺麗に見る方法を示す。
ここでは2D映像を対象とし、MMD VR や 360度パノラマ、ダウンロードしてNASや本体にファイルがありそれを再生するもの、SteamやOculus Homeで起動した場合は含めない。
【基本方針】
PCのGPUを使って8K 60fpを再生し、VisualDesktopアプリ(有料)で見る
【PC環境】
4Kモニタ
VR Ready パソコン
OS Windows10 64ビット Home
Wi-Fi 5GHz 833Mbps以上
光回線(IPv4-PPPoE)
Firefox Quantum 64ビット
【PC・ソフト設定】
・4Kモニタ
Windowsの設定で「ディスプレイ>拡大縮小とレイアウト」でテキスト~のサイズを変更するを150%(推奨)に、ディスプレイの解像度を3840x2160(推奨)=4Kにする。
・メモリ8GB以上、GeForce GTX1050Ti以上で、NVIDA GeForce Experienceソフトの設定でSuper Samplingを100%以上200%以下にする
・自宅内のWi-Fi機器を出来るだけ終了し、HMDを5GHzで、自宅外のWi-Fiを考慮して空いてるチャンネルで繋ぐ。2.4GHzのチャンネルの方が空いていればそちらで。
・FirefoxでYouTubeにアクセスし、8K 60fpsの美麗映像を全画面4320p60 8Kで再生する
・PCのタスクトレイからVisual Desktop StreamerのSettingsを選び、Preferred CodecをAutomatic、Steam audioにチェックを入れる
・HMD内でVisual Desktopを起動し、SETTINGSで
(1)ComputersのUse optimal resolutionをチェックをはずす(Windows解像度自動変更機能)
(2)Environment QualityをHigh、Video Frame RateをHigh、Video Bitrate LimitをHigh、Dynamic LightingをAlways enabledにする
本来HMDの液晶パネルのピクセル数は4K未満で、HMDのYouTubeVRアプリが最大2160p60 4Kまでしか再生出来ない。
しかしディスプレイモニタの液晶パネルのピクセル数を4Kにし、PCのモニタ解像度、GPU設定で8K再生する事で、高精細HMDのPixmapやReverb、Pico G2 4Kなどの解像度に迫る描画が出来る。
これでVisual Desktop 1500円以下で可能なのだからコスパは最高。
※もちろん高精細HMD上でこの設定や最上位GPU/CPUを買って行なえばもっと綺麗だが、Quest/Goではこれが最も最善だ。