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[ワイヤレス] HMDスタンドアローン機 での PCVR [モバイルホットスポット] (8/23)

スタンドアローン機で、無線でPCVR出来るVR HMDと言えば 代表的なのがVisual Desktopというアプリによる Oculus Quest が挙げられる。

その条件だと、Goでも同様にVisual Desktopアプリがあるので、可能だ。

Pico G2 4Kも方法は異なるが該当する。

そして、従来からある方法としては、ちょんまげによるVIVEの無線化やTPcastによるCV1の無線化も。

最新では、Pico Neo2が4KでSteam対応だ。

どれも無線によって画面圧縮転送するStreamerというPCで動くサーバと、クライアント側での圧縮解凍処理(一部トラッキングデータ転送)を経て、表示される。

PCVRなのでVRコンテンツ自体のグラフィック・通信・センサー処理自体はPC側のマシンスペックに左右されるが、画面転送とトラッキングデータ転送の双方向通信は、HMDとPCの間で行われる。

このHMDとPCの間の無線を、WANに出ていくメインのルータを通すのではなく、限定的にしてルータの処理負荷を減らすのが、昔Wi-Fiダイレクト今モバイルホットスポットというWindowsの機能の役割だ。

本来、サーバPCをWANに繋ぎ、そこからクライアントPCがサーバPCを介してWANに出ていくための機能である。

しかし、PCVRをVD(Visual Desktop)アプリ等で行うのなら、クライアントであるHMDの場合、WANに出ていくのは、PC側Streamerだけで、HMDはLAN内通信だけでよい。

なのでルータはVRという高負荷なLAN内通信の処理をしなくて済むので、余裕が出る。
また高性能なPC側でモバイルホットスポット機能を実行するので、個々のLAN内通信のネットワーク各処理のレイテンシ・ターンアラウンドタイムが短くなり、通信全体の性能があがる。

これはPCにLANコネクタを2つ+別ルータを用意するか、PCにLANとWi-Fiを2つ用意するだけで、今のWindows10は実行でき、UIも洗練されている。

【準備】
LANとWi-Fiを用意するケースを以下に示す。

機器として、USB W-Fiコンバータ(2000円程度)を用意(Wi-Fiドングル)。

これをUSBポートに差してWindows10に認識させる(ドライバ)。

【設定】
あらかじめワイヤレス HMDスタンドアローン機のQuest/Go/Pico のWi-Fi接続を切断する。

Windowsの以下の画面で、
[ワイヤレス] HMDスタンドアローン機 での PCVR [モバイルホットスポット] (8/23)_a0034780_16445703.jpg
モバイルホットスポット・・・ON
[ネットワーク名]/[パスワード]・・・編集

デバイスマネージャーではWi-Fi DIRECTという旧名称が残っている。

改めてスタンドアローン機側で、設定した[ネットワーク名]で接続設定を行う。

【接続】
HMDはルータを通さずにPCのWi-Fiと直接LAN接続するようになる。

【メリット】
これにより、家庭内のWi-Fiの混雑を受けず、近距離なので無線強度大で通信できる。
VRHMD スタンドアローン機の無線LAN接続による、PCVRの本来の性能を引き出せる。

【PCVR実行】
クライアントアプリをHMD側で起動。
PC側もStreamerや6DoF/3DoFセンサ変換アプリ(Driver4VR等。ただしVisualDesktopはこの機能も含まれている)を起動。
SteamやOculusなどのプラットフォームを動作させ、プラットフォーム上からVRアプリを起動させる。

【デメリット】
PCVRを使う分にはいいが、本来のQuestアプリ等を起動してWANに出ていこうとすると、Quest>USB-W-Fi接続>ルータLAN接続>WANとなり、今までQuest>ルータWi-Fi接続>WANよりも余分な経路を通る事になり、通信データの処理が重くなる可能性(USB-Wi-FiとPC-LANが高性能なら、逆に軽くなる可能性も) がある。

なので、手間がかかるが、PCVRオンリーで使ったあと、通常に戻る時はルータのWi-Fiに再接続すればいい。


by k1segawa | 2020-08-23 17:16 | VR | Comments(0)