2020年 08月 23日
[ワイヤレス] HMDスタンドアローン機 での PCVR [モバイルホットスポット] (8/23)
スタンドアローン機で、無線でPCVR出来るVR HMDと言えば 代表的なのがVisual Desktopというアプリによる Oculus Quest が挙げられる。
その条件だと、Goでも同様にVisual Desktopアプリがあるので、可能だ。
Pico G2 4Kも方法は異なるが該当する。
そして、従来からある方法としては、ちょんまげによるVIVEの無線化やTPcastによるCV1の無線化も。
最新では、Pico Neo2が4KでSteam対応だ。
どれも無線によって画面圧縮転送するStreamerというPCで動くサーバと、クライアント側での圧縮解凍処理(一部トラッキングデータ転送)を経て、表示される。
PCVRなのでVRコンテンツ自体のグラフィック・通信・センサー処理自体はPC側のマシンスペックに左右されるが、画面転送とトラッキングデータ転送の双方向通信は、HMDとPCの間で行われる。
このHMDとPCの間の無線を、WANに出ていくメインのルータを通すのではなく、限定的にしてルータの処理負荷を減らすのが、昔Wi-Fiダイレクト今モバイルホットスポットというWindowsの機能の役割だ。
本来、サーバPCをWANに繋ぎ、そこからクライアントPCがサーバPCを介してWANに出ていくための機能である。
しかし、PCVRをVD(Visual Desktop)アプリ等で行うのなら、クライアントであるHMDの場合、WANに出ていくのは、PC側Streamerだけで、HMDはLAN内通信だけでよい。
なのでルータはVRという高負荷なLAN内通信の処理をしなくて済むので、余裕が出る。
また高性能なPC側でモバイルホットスポット機能を実行するので、個々のLAN内通信のネットワーク各処理のレイテンシ・ターンアラウンドタイムが短くなり、通信全体の性能があがる。
これはPCにLANコネクタを2つ+別ルータを用意するか、PCにLANとWi-Fiを2つ用意するだけで、今のWindows10は実行でき、UIも洗練されている。
【準備】
LANとWi-Fiを用意するケースを以下に示す。
機器として、USB W-Fiコンバータ(2000円程度)を用意(Wi-Fiドングル)。
これをUSBポートに差してWindows10に認識させる(ドライバ)。
【設定】
あらかじめワイヤレス HMDスタンドアローン機のQuest/Go/Pico のWi-Fi接続を切断する。
Windowsの以下の画面で、
![[ワイヤレス] HMDスタンドアローン機 での PCVR [モバイルホットスポット] (8/23)_a0034780_16445703.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/202008/23/80/a0034780_16445703.jpg)
モバイルホットスポット・・・ON
[ネットワーク名]/[パスワード]・・・編集
デバイスマネージャーではWi-Fi DIRECTという旧名称が残っている。
改めてスタンドアローン機側で、設定した[ネットワーク名]で接続設定を行う。
【接続】
HMDはルータを通さずにPCのWi-Fiと直接LAN接続するようになる。
【メリット】
これにより、家庭内のWi-Fiの混雑を受けず、近距離なので無線強度大で通信できる。
VRHMD スタンドアローン機の無線LAN接続による、PCVRの本来の性能を引き出せる。
【PCVR実行】
クライアントアプリをHMD側で起動。
PC側もStreamerや6DoF/3DoFセンサ変換アプリ(Driver4VR等。ただしVisualDesktopはこの機能も含まれている)を起動。
SteamやOculusなどのプラットフォームを動作させ、プラットフォーム上からVRアプリを起動させる。
【デメリット】
PCVRを使う分にはいいが、本来のQuestアプリ等を起動してWANに出ていこうとすると、Quest>USB-W-Fi接続>ルータLAN接続>WANとなり、今までQuest>ルータWi-Fi接続>WANよりも余分な経路を通る事になり、通信データの処理が重くなる可能性(USB-Wi-FiとPC-LANが高性能なら、逆に軽くなる可能性も) がある。
なので、手間がかかるが、PCVRオンリーで使ったあと、通常に戻る時はルータのWi-Fiに再接続すればいい。
by k1segawa
| 2020-08-23 17:16
| VR
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