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[Windows 11] BitLockerを今のうちに無効化する方法 - 22H2/23H2(/24H2) [BitLocker] (9/24)

(2024/12/17追記)

次の記事より、Power Shell一発で終了する。

PS C:\Users\k1segawa> Unregister-ScheduledTask -TaskPath \Microsoft\Windows\BitLocker\
メッセージに対し、A(Enter)

(ここまで)

Windows Updateで24H2が来ると、悪名高いBitLockerが「自動的実行によりデバイスを暗号化」してしまう(心配がある)。

(ただし、24H2で出荷されている新規PCや、24H2のイメージでPCをクリーンインストールするしか無くなっている場合はすでにBitLockerでデバイス暗号化済み)

そうでなく、今現在Windowsのバージョンが22H2や23H2の場合、以下の手順で24H2が来てもBitLockerを「起動させない」方法を、以下に示す。

今のうちにあらかじめやっておくとよい。

このきっかけとなったサイト様は以下の動画で、
[Windows 11] BitLockerを今のうちに無効化する方法 - 22H2/23H2(/24H2) [BitLocker] (9/24)_a0034780_09283537.png
(サイト様の肖像画を隠すのに、Win11でIrfanViewによる全画面表示のSSが取れなくなったので、システム標準のSnipping Toolの実行画面を使用)

デバイスを暗号化する条件として:
1.Microsoftアカウントでログインする
2.BIOSでTPMが有効
3.BIOSでセキュアブートが有効
4.250MBの空き容量
となっている。

5.クリーンインストール&新規PC
サイト様でも暗黙的にアップデートではデバイス暗号化は自動的にされないと言っているが、心配そうであり、いつひっくり返されるかわからない。

なので、5は今現在22H2/23H2がWindows 11 のダウンロードで検索するとISOファイルが取得できるので、今後のことを考えて22H2/23H2のイメージファイルを落としておくとよい(7GB以下)。

そもそもサイト様の趣旨は、24H2(サイト様のPCがそうだとは明記されていない)のPCで、BitLockerによる「デバイス暗号化後」の話なので、暗号キーを控えておこうとか、解除する方法についてだ。

まず、自分のPCが22H2/23H2かは、設定のシステムのバージョン情報で確認できる。
[Windows 11] BitLockerを今のうちに無効化する方法 - 22H2/23H2(/24H2) [BitLocker] (9/24)_a0034780_09462252.png

そして、サイト様にもあるように、システム情報(管理者権限)を検索・実行し、現在のPCが条件に当てはまっているかを確認する。
[Windows 11] BitLockerを今のうちに無効化する方法 - 22H2/23H2(/24H2) [BitLocker] (9/24)_a0034780_09451620.png
[Windows 11] BitLockerを今のうちに無効化する方法 - 22H2/23H2(/24H2) [BitLocker] (9/24)_a0034780_09514340.png
ここで、セキュアブートが無効になっているおかげで条件を満たしておらず、暗号化は無効になっている。
(PCR7バインド不可はTPM利用の暗号化で、この条件は今後無くなる可能性がある、というかTPM必須なのでTPM有効が追加されてそれに含有される)

PCR7については以下のサイト様の「PCR値」を参照のこと。
しかし、これだけでは弱い。
また今後、手動で有効化するかもしれない。

なので、BitLocker自体を起動させないようにする。

まずタスクスケジューラ(管理者権限)を検索・実行し、以下の画面からBitLockerに関する項目を探す。
[Windows 11] BitLockerを今のうちに無効化する方法 - 22H2/23H2(/24H2) [BitLocker] (9/24)_a0034780_09543329.png
[Windows 11] BitLockerを今のうちに無効化する方法 - 22H2/23H2(/24H2) [BitLocker] (9/24)_a0034780_09534181.png

これをダブルクリックすると、そのタスクスケジュール画面になるので、この中に2つのBitLockerに関するスケジュールが登録されているので、これを右クリックしてすべて削除する(見つからなければ左上の 「タスクスケジューラ(ローカル)」 を選んでいるか確認)。

ちなみに下の履歴タグを開くとまだ1度も実行されていないことが確認できるので、24H2のPCを持っている人は、ここが実行済みでなければ同じことをすればよい。そして実行済みなら最初にBitLockerを暗号キーを使って解除する必要がある。その後実行すればよい。それがタイトルに(/24H2)が含まれる理由だ。
[Windows 11] BitLockerを今のうちに無効化する方法 - 22H2/23H2(/24H2) [BitLocker] (9/24)_a0034780_09553619.png
[Windows 11] BitLockerを今のうちに無効化する方法 - 22H2/23H2(/24H2) [BitLocker] (9/24)_a0034780_09561149.png

これでBIOSのセキュアブートが無効で、かつBitLockerが無効になっているので、未来に「25H2」などが来て勝手にBitLockerが有効になっても、BIOSでブロックされ、ブロック後に再度タスクスケジューラから削除すれば安心だ。


by k1segawa | 2024-09-24 09:07 | パソコン | Comments(0)