2024年 11月 26日
[Linuxコンテナ] ChromeOS Flex 最高! [Google ChromeOS] (11/26)
ChromeOS Flexは Linuxディストリビューションの 1つとして見ると、最高である。
① 最低限最新の Chromeブラウザが使えるし、自動更新なので手間なし。
Chromeブラウザは調べ物にも動画視聴にも十分軽快に動作する。
(実は Youtubeアプリ - Google Chrome ストアにある拡張機能 - 上だと、もっと軽いのだ)
最低限と言ってもChrome拡張機能で機能や簡単なアプリ、ブックマーク、Linuxアプリを標準のアプリのようにダッシュ(画面下の横長バー)に追加して簡単に使える。
Webアプリはますます増えてるし、Microsoft 365で VBAマクロ以外のワードやエクセル、パワーポイントの3種の神器や Chatや TV会議、クラウドセーブ(OnDrive)も使える。また Google WorkSpaceで Google ドキュメントや Google シートなど Microsoft 365同等以上の機能も使える。
② ChromeOS Flexは Linuxが追加できる。
それも GUIのスイッチ ON/OFFだけで。
③ そして今あるほとんど全ての 64ビット版 PC/Mac どちらにもインストール出来る。(Armは未確認)
さらに 32ビット版は前身の CloudReady(旧Neverware社)の最終版(2019)が SourceForgeに残っている。
Download cloudready-free-76.3.33-32-bit.zip (ArchiveOS)64ビット版との関係説明はこちらで。
④ CloudReadyも Linuxが追加できる。(32ビット版 Linuxなので周辺 Packageがどこまで残ってるか未確認)
こっちはスイッチ ON/OFFではいかないかも。(未確認)
⑤ Linuxはコンテナとして追加される。
仮想環境の OS on OSの重い実装ではなく、OS on Linux Kernel API(システムコール群)なので、軽い。
もちろん ChromeOSも on Linux Kernel APIでコンテナである。
⑥ Linuxコンテナは X-Window(ウインドウマネージャ)と GTK(ツールキット)のみでデスクトップマネージャが(最初)入ってないので、ChromeOS特有の軽いデスクトップマネージャがウインドウ操作や入出力制御、アプリ起動終了を担当していて、二重に起動してないのでさらに軽い。
⑦ ChromeOSのデスクトップマネージャは他のアプリ(exe実行形式のような)をサポートしてない(Linuxコンテナ上のelf形式はサポート)ので、プロセス切替が不要で、基本子スレッドのみなので、スレッド切替のみでレスポンスが良い。(もちろんLinuxコンテナはプロセス切替)
⑧ だいたいが、Linuxといっても必要なのは大物Linuxアプリだけで、それ以外はターミナル上でコマンド(CUI)実行が出来ればよい。
せいぜい エディタや Firefox、Synaptic、日本語入力、ファイルエクスプローラ、GTK上の各種設定画面だけ。
すると、普通の Linuxディストリビューションは、スタートメニューやウインドウ、タスクバー、日本語入力操作(つまり GUI操作全般)が Windows 10や 11と微妙に違ってて中級者でもとまどう。
しかし、Google Chromeブラウザという一番広く普及している GUIのお手本があって、そこにダッシュ(Dash:Googleではシェルフというらしい)が追加されただけだ。覚える事が少ない。
★シェルフも Android 15当たりの改良 GUIとして延々スマホやタブレット上で iOS寄りに変更している
今までの Linuxディストリビューションが著作権や意匠関係でインプリメント出来なかった標準OSとの互換性が、簡単に手に入るのだ。
◎ あー、Linuxコンテナが複数作れて、同時実行できるようにならないかな~
いや Firefoxと Linuxアプリはコンテナ内で並列実行出来て、マルチウインドウだけど。
Linux環境を複数持ちたいんだよな~
他のコンソールのみの Linux上にコンテナ(Docker)入れてやれば結構負荷軽い環境構築できるけどねぇ
あと、X-Windowと GTKだけ入れれば同じか。
Chromiume OSを調べてみるか~
ChromeOSでは Androidアプリが動く様に、Androidコンテナが on Android Kernel APIで実装されつつあるから、希望はあるのかな~
***
もちろん Chromebookも同じ特徴を持ってて有難いのだが、なにせ低性能CPUに載せてるせいで、RAM(4GB程度で拡張性無し)や格納容量(64GB程度拡張性なし)がきつい。
なので、PCのCore-i 7xxxや 8GBや SSD 128GB(拡張性があるので増設やM.2も可能)、ChromeOSで使うのはせいぜい 32GB以下。よって Linuxコンテナに 96GBも割り当てられる。デスクトップマネージャ無しなら十分では。
その点、ChromeOS Flexなら③のように高性能高拡張性の PCを選び放題や~
参考サイト様:Chromebookの場合
ChromebookのLinuxコンテナ(Crostini)で設定しておきたい3つのこと | Chromebook活用術 その1 - とむむの日々
by k1segawa
| 2024-11-26 06:50
| パソコン
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