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[Virtual Display Driver] 拡張モニタービューワ「Raiton」との組み合わせ [リモートデスクトップ] (2/21)

(2025/4/10追記)
まさかと思ったが、NVIDIAのドライバでDisplayポートケーブルで落ちる現象が、まったく同じだ。

コメントにも投稿したが、原因と現象が全く同じ。

記事ではマルチモニタ環境でDisplayポート接続だが、
・ Windowsのモニタ1とモニタ2がある状態で、ケーブルと入れ替えてやると落ちたり、真っ黒になって再起動しかなくなる。
・ Windowsスリープ復帰問題というのもVDDと一緒だ。

VDDは有志の開発で2022年からアップデートしてないから、マイクロソフトがWindows11になって新たに変更した部分に不具合があるか、それとも潜在的にバグを含んでいた可能性が高い。

VDD(Virtual Display Driver)側は悪くなかったんだな。申し訳ない。

(2025/2/28追記)
ホストPCからVirtual Display Driver(VDD)を完全にアンインストールした。
(ホストPCのHDMIケーブルを絶対に抜き差ししない環境なら、かつ抜き差しが必要になったら忘れずにVDDを先にアンインストール出来るのなら残してもいいが)

ホストPCのディスプレイ2(Virtual Display Driverが作る仮想モニタ)が、ホストPCのHDMI抜き差しで、2だけ生きてて、実モニタ1のHDMIを差すと2が1の前に来るのは仕方がないが、ホストPCが真っ黒な画面になるのは相変わらず。

別に抜き差ししなくても真っ黒になるのは発生する。そうなると、実モニタ1が表示されず、リモート側での操作が必要。

ソフトKVMを使ってるとマウスまでどこに行ったか分からず(ホストPCが黒く見えてるがマウスはホストの実モニタの1の方にいて、ホストはディスプレイ2の仮想モニタの2が表示されている)モニタの状態によってはホストPCがログイン画面にいるのでそれを突破しないと、ソフトKVMがマウスを実モニタ1へ送ってくれないので、さらにリモート側へはたどり着かない。

おかしい。検出モニタは拡張ではなく、複写にしたのに拡張に戻ってる。
ん~まだまだだな

[リモートPC]    -------- Wi-Fi --------      [ホストPC]

実モニタ1個                           実モニタ/仮想モニタの2個
ソフトKVM                            ホスト側に実キーボード接続
Chromeリモートデスクトップのリモート         Chromeリモートデスクトップのホスト      
                                    Virtual Display DriverとRaiton 動作中

ChromeリモートPC側で、ホストPCのディスプレイ1の設定を押すと、設定画面がディスプレイ1に表示され、ディスプレイの検出ボタンを押すと、ディスプレイ1側に
[2][1](実際はグラフィックで)と配置されて表示される。

ChromeリモートPC側では、
[真っ黒画面][1]と表示されており、仮想モニタが真っ黒画面になっている事が分かる。
設定の配置グラフィック[2][1]を[1]をドラッグドロップして[1][2]に変更すると[真っ黒画面]が正常に仮想モニタとしてデスクトップ表示される。
つまり、[真っ黒画面][1]⇒[1][真っ黒画面]が[1][2]、(各モニタのデスクトップ)が表示される。
でも、実モニタは1なので、設定画面やブラウザやエクスプローラ、Raiton等アプリも、開くのは全て仮想モニタの2になっていてまだ手が出せない。
なので、設定をまず1へ持っていくのにChromeリモートデスクトップ上で行なう必要がある。
操作の前後がぐちゃぐちゃで混乱しているかも。

要は、このソフト(Virtual Display Driver)は使えないって事。
(Raitonはここまで機能として使用してないので無関係)
(ここまで)
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拡張モニタービューワ「Raiton」というのがGigazine様のサイトにあった。
サブモニターの画面をメインモニターのウィンドウ内に表示できるアプリ「Raiton(雷遁)」レビュー、プロジェクターなどに出力している画面を手元で確認できて便利 - GIGAZINE

リモートデスクトップ「Brynhildr 3.0.5」リリースでちょうど閲覧してたサイト様で、採用はしなかったのだがやはりリモートデスクトップで使うと便利なツールだ。

リモートデスクトップのクライアント側で、ホストのマルチディスプレイにアクセスする時に便利という、Gigazine様のお話しだ。
メニューはウインドウのタイトルバーを右クリックで、モニタ No.というのが出てくるので、それで1/2/3 ... と続くので、2に変えればよい。

この複数モニタが、

◎ Windowsの設定のシステム-マルチ ディスプレイから見れる外部モニタ
なのであって、決して、
✖ デスクトップのタスクバーにあるタスクビューアイコン(設定-個人設定-タスクバーで追加できる)から「デスクトップ 1」「新しいデスクトップ」という風に追加できる仮想デスクトップ

ではない事、間違いやすいので気を付ける事。

そして、タイトルにある「Virtual Display Driver」は、外部モニタを仮想的に作成するもので、仮想モニタと言える。

さあ、これで仮想デスクトップと仮想モニタの2つがこんがらがる原因が分かっただろうか。

なので、仮想デスクトップは必ず『1個』にしておくべき。

***

さて、ここからが本題だが、
Virtual Display Driverは以下のサイトにある。
VirtualDisplay/Virtual-Display-Driver: Add virtual monitors to your windows 10/11 device! Works with VR, OBS, Sunshine, and/or any desktop sharing software.

ここで本来「ダミーディスプレイアダプタ」「HDMI ダミープラグ」というハードウェアで解決するのだがそれをソフトでやってしまおうというのがこれだ。
このダミーディスプレイアダプタ自体の利点が以下の説明に詳しい。

会社のPCを遠隔操作するタイプのリモートワークで、もし解像度が低くて困っているなら、ダミープラグが有効です。|jojo太郎

モニターが1枚でもVR内でマルチディスプレイ環境を整える小話(ダミープラグ)|ととやま

つまり、700円が不要だし、レビューにあるような壊れるという事もない。
ハード的にHDMI端子が1つでも、外部モニタを複数に出来るのだ。
(制限:ホスト側のディスプレイ解像度が低ければそれ以上には出来ない、逆にホスト側の方が高ければリモート側より高い解像度に出来る)
制限はあるが、ハードだって制限(そもそもHDMI出力端子が2つ以上あって空いていなければダミープラグがさせない)がある。

Virtual Display Driverの使い方は以下に詳しい。
(しかしインストールの仕方はずいぶん楽になってバグも取れ、余分なソフトは要らなくなってる)
仮想ディスプレイをソフトで再現!ダミーアダプタのエミュレーター「Virtual Display Driver」の設定手順

すると、他には何が問題なのか?
■問題
実はスリープになると、設定画面の「検出するモニタ」の1と2が入れ替わってしまう事があるのだ。
(モニタ2は1の拡張領域とする。同一画面を複写するのではなく。そしてモニタ2が仮想モニタ)

この状態になると、すでに開いていたRationが、真っ暗になってしまう。モニタ No.=1に切替えてモニタ1を表示しても真っ黒な画面で、実は1の前に真っ黒なモニタが1台追加されてしまうのだ。
つまりメインディスプレイは真っ黒な画面になっている。

こうなると、もう設定画面も真っ黒な画面に存在する事になってしまい、手出しができない。

Ration関係なく、そしてRationを利用することも出来ず、お手上げになるのは怖い。

これを救出するには、もう1台のPCが必要となる。
そしてこうなる前にあらかじめ以下の設定が必要だ。

■対策
入れ替わってしまうRationを動かしているPCに、Chrome リモートデスクトップをホスト側としてサーバ設定しておいて、Rationが動いていない別のリモート側になる予定(あとからリモートPCに出来るからいつでも。ただホストPCのIPアドレスとパスワードは知っている必要がある)のPCからChrome リモートデスクトップでホストへ繋ぐ。(Chrome リモートデスクトップの説明は別サイトに譲る)

すると、Chrome リモートデスクトップは、リモート側に、ホスト側のモニタを複数並べて全て【表示する】ので、ホストPCでは出来なかった設定画面のウインドウの移動ができる!
これによって、モニタ1に開いている設定画面を、モニタ2にマウスでドラッグして移動できるのだ。

そしてRation内のモニタ2の設定画面で検出を押すか、
Ration内で配置をモニタ1が最初に来るようにするかで、ホストPCがモニタ1になり、検出を押せば真っ黒な画面が消える。

(この辺は全て仮想デスクトップではない。仮想デスクトップならデスクトップ2を削除すれば設定画面が1ヵ所に移動する)

そしてこれはWindowsのリモートデスクトップ接続では出来ない。なぜならばリモート側が表示されると、ホスト側はサインアウトしてしまい【表示できない】からだ。いやホスト側がサインアウトしている画面になった状態で、リモート側に表示されるのだ。そしていつまでたってもグルグル回っていてサインインを促す画面にならない。
Chrome リモートデスクトップは、ホスト側をサインアウトしないで使えるのだ。

このように、”リモートデスクトップでは”、Chrome リモートデスクトップを併用しておかないと、いざという時にダミーディスプレイアダプタや仮想モニタはにっちもさっちもいかなくなる。リモートデスクトップを使わないなら何の問題も起きないのに。(目の前のPCを操作しログアウトやアダプタ脱着する)

リモートデスクトップで使うためにRationを入れたのに、致命的な現象が起きるのは安心できない。
■原因
スリープが接続していない仮想ディスプレイ(スリープしても切断されない)と本物のディスプレイ(スリープして接続が切れる)で動作が違うため起こる現象だ。
検出したモニタが2だけになるために、モニタ2がメインとなり、実物のモニタ1がサブの未検出になって、配置が入れ替わってしまう。
(実モニタ2台構成でモニタの信号がスリープで切れる時間が異なると同じように発生する)

P.S.
もしこれに、ホスト側PCのモニタ1や仮想モニタの仮想デスクトップを、それぞれ2枚にしたらどうなることやら。
そしてリモート側PCも仮想デスクトップや仮想モニタまたは実モニタを追加してたらどうなるか。
スリープが余計な事するからなので、スリープしなければよい。

ダミーディスプレイアダプタ自体はVGA端子でも簡単に作れるらしい。
55円でダミープラグを作ってVirtualDesktopのデスクトップを広げた話 #OculusRift - Qiita



by k1segawa | 2025-02-20 23:58 | パソコン | Comments(0)