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2019年 05月 16日 ( 1 )

VRは2016年以前は、立体視とほぼイコールだった。それがコンピュータで映像をいわゆる「樽型」の映像に変換出来るようになり、撮影動画やCG動画を立体視出来るようになる。
それまで2眼のカメラが必要だったが、固定カメラで極近距離まで来なければ1眼で撮った映像も「樽型」の映像にコンピュータ変換でき、簡単に立体映像が作れるようになる。
写真をつなぎ合わせて作るパノラマ写真などはこの辺の技術で立体視出来るようになった。
そのうち、全天球型カメラが360度写真や動画を取れるようになり、これもコンピュータの力で立体映像にすることが出来る。

しかし、正確には2眼で見る映像は、お互いに「見える部分と見えない部分」があり、1眼で撮った映像では本来変換不可能。なので、極近距離になるとそれが顕著になり、感覚的に破綻して立体に見えなくなるのだ。

なので、正確にはVRが立体視の意味だった頃は、360度写真や動画の事は、VRと呼ばれなかったのだが、360度映像(写真や動画)がHMDという、ユーザの視界をおおいつくして、臨場感を与えるようになって、360度映像もVRの範疇になってきた。このころはVRは言葉の意味通り「仮想現実」の意味になっていった。

なので、360度映像と立体視出来る映像を区別するため、3Dという言葉で区別するようになってきている。

Youtubeで、VRといったら360度と3Dが含まれていて、別々に検索できる。3Dは今の所180度が標準で、360度の3Dはデータ量が大きすぎて、回線の負担になるためダウンロードして再生するか、サーバ側ではなく、クライアント側のCPU等が「樽型」に変換する方法でデータ量を減らして再生する。正確に変換できるのはコンピュータの3Dデータである場合だけなので、今の所膨大なデータになるリアルタイム映像を、VRで見れているのは、CG映像だけになるわけだ。それがVRコンサートやVRChatがCGだけの理由だ。

3Dでなければ、360度リアルタイム映像は映画でもIMAXの最新版はVRゴーグルをつけてみれるようになってきている。
今後、3D+360度リアルタイム映像の莫大なデータを扱えるようになれば、ご家庭でスポーツ実況の選手の活躍を目の前で気軽に見れるようになるかもしれない。

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360度映像と3D映像は違う事がわかったところで、今の再生環境を説明すると、ブラウザという普通映像を見る方法として一般的な手段では、通常の映像と360度映像や3D映像は、本来別々のコンテンツとして選択する。それがYoutubeでは自サイトで再生する限りにおいて通常の映像と360度映像は、自動的に切り替えて再生している。360度映像をローカルにダウンロード出来たとしても、特殊な方法でしか360度再生出来ないのだ(360度動画のフォーマットを解析して変換したり専用アプリを作成するなど)。
意識しないでも360度映像を楽しめるのがメリットだが、Youtubeのサイトにある360度対応コンテンツをYoutubeが許可していないブラウザでは360度再生できないという欠点がある。例えばPCというプラットフォームでは非対応のFirefox ESRやPale moonなど旧アドオンが使えるブラウザなどで、URL指定しても360度映像は再生不可能で、ずっと読み込み中になったり、エラーになったりする。ゲームプラットフォームであるSteamVRにもDesktopというブラウザモードがあるが、それでも再生できない。Oculus Homeの標準ブラウザbrowserでも再生できない。
なので、Youtube 360度映像は、Youtubeが作った「アプリ」を入手しなければ、対応ブラウザがない環境では再生できない。

これがSteamVRやOculus Homeの「Youtube VRアプリ=Youtube VR」だ。Oculus GOはAndroidベースなので、Oculus HomeからダウンロードできるブラウザはFirefox RealityやBigscreenというアプリなど沢山あるが、そういうわけでYoutubeの360度映像は再生できない。各再生アプリやブラウザが独自の360度映像コンテンツを配信する形になってしまうのはしかたがないのだ。

最近、3D映像に関してもYoutubeはVRゴーグルで再生すると、自動的に「樽型」映像に変換して配信する。なので近い将来VRゴーグルでは、Youtubeにある3D映像は、Youtube VRアプリでないと再生できなくなるだろう。まだVRゴーグルで標準的なブラウザが確立していないので、Youtubeであっても3D映像は最初から「樽型」の映像で用意するしかない。そうでなければPCやAndroid の Chromeに全ての3D映像を提供できないからだ。Oculus GOのFirefox Realityは、この「樽型」映像をURL指定して立体視出来るというメリットがある。アイコンで”[][]”のように表示される サイドビュー視点というモードだ。他のアプリも対応していれば、Youtubeに以前からある3D映像は再生できるが、ずっとこの形式でYoutubeにアップロードされ続けるとは限らない。Youtubeに簡単に3D映像としてアップロードする方法がYoutubeによって提供されれば、3D映像も大多数がYoutubeに投稿されることになるだろう。

こうやってコンテンツを握ってしまえば、VR機器ではYoutube VRアプリが必須となる。ブラウザがChromeに占有されつつあり、検索エンジンもGoogle一強だ。

これは、早めに気づいて手を打たなければ将来に不安を残すことになるのではないだろうか。

by k1segawa | 2019-05-16 23:45 | VR | Comments(0)