(2019/11/3追記)
どうやら緊急パッチ2回でEdgeの修正がありタイムアウトは回避されたようだ。
自分のところは11/2に更新したが、10/26,27に緊急パッチが提供されている。
そしてFirefoxもアップデートがあった。Chromeも確認してないが更新されているのだろう。
インターネット(主にブラウザ)が繋がらない件は各ブラウザの修正によってなんとか収束したようだ。これでDNS混雑も落ち着く。
ブラウザだけでよかった。
Windows Updateにまで影響していたらそれこそオフラインでしか復旧できなくなるところだった。
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【自環境】
ちなみにexite.BBだとIPv4 over IPv6 DS-liteを有効にした状態で有線LANは、
NEC aterm 1200HS3(300Mbps):閑散期70Mbps混雑期8Mbps
ELECOM GTS2(866Mbps):閑散期90Mbps混雑期8Mbps
しか出ない(Windows/Linux両方)。VDSL フレッツ光 1Gbps(VDSLは100Mbps)の限界か。
これならGTS2なら、IPv4のままで混雑期ピーク20Mbps、23時台で40MbpsはいくPPPoEで繋いでいた方がまし。閑散期はDS-liteと同じ70~90Mbpsいくし、pingも7。866MHzの恩恵から5GHz Wi-Fiも速い。
また1200HS3はDS-lite対応でも安いだけあってLANコネクタ数が少なく、同時Wi-Fi接続数が増えると処理が追い付かなくなったり熱でダウンして未接続になっていたが、GTS2だとLANが1つ多く処理も余裕なのとMAXが速いので、インターネット機器が多くなってきた時に有利(スマートスピーカーやノートPC、Fire Stick、TV(DLNA)サーバなど)。
毎回ルータが変わると設定が大変。
記憶しているもの、Google HOMEで再設定するもの、色々でなおかつ、ルータから壁をはさんで180度反対側にあるリビングTVのFire TV Stick 4Kは、二重ルータにしてやらないと重いアプリ(Twitch)で重いサイト(MHWやBeat Saber)を見ると本体がギブアップして2.4/5GHzに関わらずネットワークに繋がらなくなるので、二重ルータを再起動する必要がある。
本体のルータ再起動だと一斉に繋がらなくなるのでGoogle HOMEまで再設定になるのを考えれば、Fire Stick専用二重ルータの方がまだましだが。
まあGoではTwitch重くて画面真っ黒だったんだけどね。
● IPv6オプション「サービス」とV6プラス「コラボレーション」
【サービスとコラボレーションの違い】
サービスは回線業者(NTTドコモ、au、ソフトバンク)
コラボレーションはプロバイダ(ぷらら、エキサイト等)
が提供するもので、サービスだけでIPv6の切り替えが完結するNTTドコモ フレッツ光のIPv6オプションなどに対し、
コラボレーションはプロバイダが用意した物だけでは未完結で、回線業者の「サービス」が加えて必要なことに注意。
v6プラス(IPv6/IPv4インターネットサービス) | 日本ネットワークイネイブラー株式会社
上記記事内ではサービスと言ってる(プロバイダのCMだとコラボだ)けど、これ回線業者のNTTのIPv6オプション(無料 ー 申し込み必要)だから、プロバイダ側(図にも右側にあるようにプロバイダはISPなのでjpneは厳密には違うので言い方はサービスでいいのかも)のjpne社の提供だけでは出来ない。
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(ここまで)
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東日本フレッツ光 VDSL IPv6オプション(無料)契約での回線上で、
プロバイダ exite.BB の DS-lite METオプション契約を有効にして、IPv4 over IPv6でIPv4サイトをWindows 10 64bit PCでインターネット接続すると、
ブラウザEdge/Firefox Quantum/Chromeでサイトの応答が長すぎてタイムアウトを起こして繋がらない。
・Google検索結果からのジャンプでタイムアウト
・Yahoo URL直打ち
・5ch トップページ
・2ch 各板一覧からのジャンプ
・MSN URL直打ち
これらがタイムアウト等で全く繋がらない。
なのに、LinuxのFirefox Quantumでは繋がる。
v6v4.net というサイトに繋ぐと、Linuxマシンでは「IPv4 IPv6 両方で通信してます」と出るが、Windowsだと「IPv6 で通信してます」だけになる。
IPv4はどこに行った?
Windows UpdateによってIPv6上の通信に変換されてかつDS-lite方式ではタイムアウトを引き起こすほど処理が遅くなっているのが、不具合のようだ。
これはIPv6の他の処理方式もIPv4を通すための処理がWindows10 で勝手にIPv6に修正されてしまい、プロバイダ側でIPv4としてカプセル化?を解く処理が入ってしまい、タイムアウトを引き起こしているのではないか。
現にLinuxではv6v4.netでIPv4はそのまま通信されてIPv6にカプセル化またはトンネリングしていないので、繋がらないサイトはない。
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今回DS-liteを契約・解除を2日の間に行なって、確かめた。
DS-lite対応ルータが「auto」になっているため、解約後7日間DS-lite対応の方へ通信が行ってしまう。
ただWindowsからは有線でローカルIPアドレス指定でルータを再設定しようとしても、「http://192.168.xxx.xxx/」にブラウザが変換してしまい変更が出来なかった。Linuxマシンは無線なのでちょっと面倒。
なので、DS-lite非対応ルータに接続したらプロバイダのDS-lite処理を通らなくなってあっさりと繋がった。
よかった。昔のルータ持ってて。
たぶんWindowsが指定してるIPv6用のDNSサーバが世界中の再読込で混雑してしばらくはIPv6に変換されたIPv4とWindowsから出るIPv6通信は繋がらないか、サイト遷移が低速になるだろう。
Windowが大多数でIPv6に早めに切り替えたアーリーアダプタは世界中で何万人いるのか、それらの人は絶叫物だろう。
企業のIPv6プロキシを持つSEや情シスは、まだWindows Updateを適用しないように。
緊急パッチでも直っていないのだ。
ローカルIPアドレス、IPv6、DNSこれらを世界の混乱に陥れてしまうMSはもっとテスト品質を上げてからリリースしてもらいたいものだ。